入院21日目 体重増加の謎


 不整脈のおかげでこの数日は、ほとんどベッドから動けない状態だった。その不整脈も完全になくなったわけではないが、やっと収まってきた感じ。しかし問題はまだあった。

 というのもご飯を食べていないのに体重が増えているのだ。それも手術前よりも2kg近く増えている。自分でもおかしいなと思っていたら、今朝撮影したレントゲン写真を持ってきたY先生が原因を教えてくれた。
「mojoさん、心臓のあたりはいいんですが、肺に水が溜まってますね」
「ど、どうするんですか?」
「水を抜きましょう!」
 嫌な予感…。

 Y先生のひと言でmojoのベッドサイドに先生や看護婦さんが集まり、病室内でのミニ手術が始まった。一ヵ所だけ丸い穴の空いた青いビニールシートみたいなものを左肺を中心にかけられる。

「ちょっとチクッとしますよ」
 と言われ麻酔注射。そしてメスが入れられ、そこから極細のチューブのようなものが挿入された。い、痛い! 麻酔、ホントに効いてますか…?

 痛みに耐えていると、Y先生は注射器のようなものを取り出し、チューブの先端に合体。そしてゆっくりと肺に溜まった水を吸い出し始めた。
「それほどの量じゃなかったですね」
 600ccほど取れた。小型のペットボトル1本分ぐらいか。まあ肺気腫で入院してきた若者は2リットルぐらい水が出てたから、可愛いものである。

 しかしこの治療がよかったのか、午後になってなんとなく体調もよくなった感じ。でも肺からビロ〜ンと出たままのチューブが気になる。

 しばらくは肺から出た水を吸い出すために入れたままにしておくらしい。うーむ…。

◆参考
1)体重
 心臓病の患者は入院した日から毎朝体重を測定をする決まりになっていた。手術後は動けないのでベッドサイドに簡易体重計を持ってきてもらい測った。毎日測るので隠れてアンパンなどを食べると、体重測定でバレてしまうのである。

2)レントゲン
 入院中はこれまでの人生で撮影したレントゲンの何倍もの枚数を撮影した。術後は毎日が1日おきぐらいの撮影で、ICUでも撮影した。ベッドに寝たままで背中に板(これにフィルムが入ってるのかな?)を敷き、移動式のレントゲン装置で撮影するのだ。ちなみにこの板を入れるのが痛くて泣けるほどだった。


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→地上8階の夏休み.

Posted at:2003年07月27日 (Sun)at 12:37 午前
 




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