入院18日目 ヨチヨチ歩き


 リカバリー室。重湯が出る。手術して初めての食事。う、旨…くない。よく「初めての食事は旨くて感動したなぁ」なんて話を聞くけど、mojoの場合はぜんぜんおいしくなかった。結局、3口ぐらい食べたところでやめてしまった。
 それでも体は少しずつ回復しているようで、ベッドサイドに立って、自分でオシッコをすることが出来た。そして看護婦さんが言った。

「じゃあ、ちょっと歩いてみる?」
 おおっ、歩いてもいいですか。そしてmojoは恐る恐る立ち上がり、点滴棒につかまった。それを杖代わりに足を踏み出してみる。

 お腹のあたりに力が入らないせいか、無茶苦茶前かがみだけれど、それでも点滴棒を頼りに1歩1歩進んだ。リカバリー室の出口のところまで行って振り返ると、看護婦さんがうなづいて、“目で行っていいよ”と合図するので、そのまま部屋を出た。

 慣れ親しんだ? 一般病棟に足を踏み入れる。ヨタヨタと、少しずつ歩く。すぐに疲れるが、それでもうれしい。ナースステーションのところを通ると、mojoを見つけた看護婦さんたちが手を振ったり、声をかけてくれたりする。しみじみと、手術室から戻ってきた喜びを感じた。

 しかし、さすがに息は切れる。はぁはぁと息が弾んで苦しくなり、リカバリー室に戻った。背中の筋肉は痛いし、息苦しいけれど、歩けたことがうれしくてベッドに横たわりながら一人満足していた。


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→地上8階の夏休み.

Posted at:2003年07月24日 (Thu)at 05:27 午後
 




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