この日は血液、レントゲン、心電図の検査が入っていて、院内の3フロアを行ったり来たり。
しばらく待ち、診察室へ。レントゲンは変わりなし。心臓の大きさも以前と変わらず、ひと安心。
しかし血液検査ほ方は肝機能の数値が高いと言われる。過去の検査でもひっかかっていないので、ちょっとビックリ。ただ、炎症反応がなく他の数値も異常がないことから、体の中で何か大きなことが起きているとは考えにくいとの診断。
「何か薬を飲んだ?」
と聞かれ、
「あっ、そういえば風邪薬を…」
と答える。
「どのくらい?」
「1週間ぐらいですね。飲まなかった日もありますけど」
「うーん、今のところ考えられるのはそれかなぁ」
「風邪薬が何か?」
「市販薬でも最近はいろんな成分が入ってるから、副作用を起こしているのかも知れない」
とのこと。
「mojoさんは、これだけ薬を飲んでるわけだから、どれかと風邪薬の成分がぶつかってしまったというのはあるかもね」
「うー…」
そして、こんなことを言われた。
「これからは風邪薬飲まないでね。いや、他の薬も」
「あうあう……」
「インフルエンザか高熱か、肺炎でも起こしてるのなら別だけど、風邪ぐらいなら薬は飲まない方がいいから」
思わず「ケホッ」と咳が出る。
医者からは「漢方薬もやめてね」と言われたが、これは調剤薬局でも風邪薬の副作用の件も含め同じように解説してくれた。
もうひとつは心電図。
どうも右脚ブロックっていうのが出たみたいだ。これも指摘されるのは初めて。以前の正常な心電図を見せてくれたので比較してみると、確かに波形が違っている。
脚ブロックっていうのは、簡単に言うと左右に分かれている心臓の部屋同士の通信(電気の流れ)が上手くいっていないということらしい。
健常人ならこの波形が出てもほとんど問題はないらしいが、心疾患がある場合は少し考慮が必要とのこと。すぐにどうこうというレベルではないらしいが、結局心配なので1ヵ月後に再度心電図と血液検査をすることになった。
グルグル睡眠中だし、直前の2週間はそこそこ忙しかったし、風邪もひいていたし…といったことを考えると、こういう検査結果が出る可能性はあるよなと思いつつ、なんか、ちょっとショックで、寒い中トボトボと歩いて帰ってきた。
やっぱり「江戸人になりたい」とか「目指すは週労2日だ」とかグータラな人生をゲットしようなどと、ふらちな考えをしていると、検査結果でこういうしっぺ返しがあるんだなと思った1日。
◆脚ブロックについての参考リンク◆
▷不整脈といわれたら?心構えと治療法?[35] >5)右脚ブロックといわれたら 循環器病情報サービス 国立循環器病センターブログ移転しました。新しいURLはこちらです。